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Channel: CCYブログ 2013
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飲んだくれ人生  野毛放浪記  バー グローリー

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 ついつい調子に乗ってバーの2軒目はグローリー。本店は東横線大倉山駅前にあり、ここは姉妹店。店を任されているのは白いタキシードが似合う田村さん。彼のカクテルの腕は相当なもので、いくつもカクテルコンクールで優勝・入賞の経験あり。
 まだ、40歳前と記憶していますが、本当に野毛のバーのバーテンダーさんは若い人が多い。
 一度、機会があってカクテルコンクールなるものを見物に行ったことがありましたが、(確か、バーボンのフォアローゼスを使ったオリジナルカクテルのコンクール)田村さん、準優勝だったと記憶しています。後日、そのカクテルを店でいただきましたが、バーボン独特のクセがマイルドに調和されて大変美味でした。
 
 カウンター7席位のこじんまりした店なので、満席の時が多い。この時は幸運にも、左端に、一見、ベンチャー企業家かコンサルタント業を共同経営している風の熟年カップル。右端にOL風の若い女性が一人でいて、何やら話が弾んでいた風。一瞬、私の座る位置はと困惑すると、OL風がカップルの脇に移動してくれました。(端と端で会話している方が不自然だもんなあ。)
 
 ここのソルティドッグをえらく気に入っているため、特段のオーダーをしない限り、いつも黙っていてもソルティドッグをだしていただきます。本日も、「いつものでよろしいですか?」と言われてそのままOK。
 
 本日、4軒目のため、他人の会話に聴き耳をたてる気力もうせて、まったりと飲んでいましたが、カップルの片割れの女性が何かと言うと「そうですよねえ。」とか「そう思いません?」とか同意を求めてくるので適当に相槌を打っていると、「ほら、やっぱりそうでしょう。」とOL風に何やら人生訓か仕事の取り組み姿勢か説教じみたことを言っている様子。OL風もむしろ喜んで話を聞いているようなので、まあいいか。
 
 ということで、良い気持ちになって駅に向かうことといたしました。カクテル1杯で締めて1,300円也。
 
by  MM59
 

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