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Channel: CCYブログ 2013
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飲んだくれ人生  野毛放浪記 「花葉根」

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 以前からちょっと気なっていた店。野毛大通りから路地を入ったところにひっそりとこぢんまりした店を構える「惣菜家庭料理 花葉根(はなはね)」。まだ開店してから1年足らずのはず。
 店内は左手に10席ほどのカウンター席、右手にテーブル2卓。先客は奥のテーブル席に中年のサラリーマンの3人連れ。「カブトムシとカミキリムシのどちらが本当に強いか」と激論を交わしています。男っていくつになってもガキなんだなあとほほえましい光景に心がなごみます。
 
 メニューは壁に定番メニューと手元の小さなボードに本日のお勧めメニューが置いてあります。
 定番メニューから「黒豚チャーシューの辛子煮」、「厚揚げの五目煮」、「屋台風ソース焼きそば」本日のメニューから「きのこの鬼おろし」を注文。
「きのこの鬼おろし」はえのきとしめじを鬼おろし(荒削りの大根おろし)の上に乗せ、やや甘味のある熱いだし汁をかけたもの。湯気が立っていてうまい。「黒豚チャーシューの辛子煮」は豚の角煮風の厚切りチャーシューの下にオニオンスライスを敷いたもの。オニオンスライスが苦手な私ですが、不思議とこの肉とマッチして食べられました。うまい。「厚揚げの五目煮」はこま切れにした厚揚げと、季節の野菜を細かくきざんであんかけのたれにからませたもの。うまい。「屋台風ソース焼きそば」はソースがべとべとではなくあっさり目のシンプルな味付け。アクセントで振りかけてある天かすがマッチしてうまい。
 
 ということで、どれも外れなし。取り皿を一品出すごとに変えてくれたのも意外と有るようでないサービス。店の人はご主人と給仕を担当する女性の2名。余り出過ぎずさりげないサービスぶりが好感が持てます。女性は眼鏡をかけ、そのままベテランOLでも通用しそうな雰囲気。
 
 二人でビールと大徳利の熱燗を頼んで締めて5,820円也。一人でいくと割高感が高い。2~3名で行った方がよさそう。
 
 by  MM59

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